●【USAピョンが来た!】
【USAピョンが来た!】
ついに妖怪ウォッチも変革の時が来ました!!
この、第77話で第2章的なお話に突入するのです!!
何が変わるのかと言うと、ズバリ主人公が増えます!!
どんな主人公かは、これからのお楽しみ(*゜▽゜)ノ
秋葉原の様な電気街で、宇宙美少女セラピアーズの限定フィギュアを求めて長い列ができていました。
『セラピアーズの限定フィギュア終了しました~!!』
店員さんの目の前まで来て、終了を聞かされてしまうこの少女こそが、その主人公なのです♪
名前は、未空イナホ(ミソラ イナホ)。
アニメと宇宙オタクでとっても早口でいっぱいしゃべる女の子です♪
そして、帰って寝ようと気を落としているところに見つけたのが・・・。
宇宙ウォッチ!!
宇宙と更新できるすぐれものです♪
と、これが妖怪ウォッチとの出会いなのです(*^-^)ニコ
宇宙ウォッチ!!
イナホはこれがまだ、妖怪ウォッチだと言うことはまだ知りません。
お店を出るときにケータくんとすれ違っていたのでした。
今回ケータくんの出番はありません!(笑)
家に帰って宇宙ウォッチの箱を開けて説明書を読みます。
ワクワクが止まらないイナホ♪
だったのですが・・・。
『宇宙からの交信がそんな簡単に来るはずがない!
ここは気長に待つことにしよう』
万尾獅子に取りつかれてる!(^∇^)アハハハハ!
そして時間は経ち、学校へ。
宇宙ウォッチを装着していますが、いつになったら宇宙と交信できるのか不安になってきていました。
そして、横のボタンのライトを照らしてみると、何かの存在にきづいたのです。
宇宙好きのイナホはあまりの嬉しさに!!
『宇宙キター!!!!』
仮面ライダー!?(笑)
いきなり叫んでみんなを驚かせてしまいました。
授業も終わり、急いで学校から帰ると、さっそく宇宙ウォッチをいじくり始めます!!
適当にライトを照らしまくります。
そしてついに、宇宙との交信に成功したのでした!!(笑)
現れたのは宇宙飛行士の様な格好をした生物でした。
イナホは宇宙人と言えば、もっとタコっぽいものを想像していました。
宇宙への興味が止まらないイナホは、この生物にどんどん詰め寄って行きました。
さすがにイナホの弾丸トークにさすがに隠しきれないと思った生物は、本当の事を話すことにしました。
この妖怪は、『USAピョン』
宇宙人ではなく、妖怪だったんです!!
ジバニャンやコマさんに並ぶマスコット的存在なのです。
宇宙人じゃないと知って、がっかりするイナホ。
妖怪だってすごいと主張するUSAピョン!(笑)
そして、イナホは宇宙ウォッチでなぜ妖怪が見えたのか聞きました。
USAピョンは本当のことを話しました。
『極秘ルートで入手した妖怪ウォッチの新型!!
妖怪ウォッチUプロトタイプダニ!』
宇宙ウォッチは、実は妖怪ウォッチの新型だったのです!!
『ユーに折り入って頼みがあるダニ!
ある人物を探してほしいんダニ!!』
USAピョンは人探しをしていて、それは宇宙に関係する人のようです。
なので、宇宙好きのイナホにコンタクトを取ったのでした!
『宇宙工学の最高責任者のヒューリー博士ダニ!』
USAピョンがなぜこの博士をさがしているのかと言うと、話を過去にさかのぼる必要がありました。
USAピョンがまだウサギ小屋で飼われていたころ。
とても寂しそうにしているUSAピョンをヒューリー博士が拾ったのでした!
『お前は世界で幸せな小動物になるんだ!
お前は誰もみたことのない世界をみることができるんだ!』
USAピョンは博士の研究で宇宙に行ける小動物になるはずでした。
ロケットに乗せて貰ったUSAピョンは、ロケットの実験中にカゴから吹っ飛び、押してはいけないボタンを押してしまったのでした。
その結果。
ドカーン!!
ロケットは大爆発してしまいました。
この爆発でUSAピョンも亡くなり、妖怪として転生したのでした。
ヒューリー博士も責任をとり、仕事を辞めて日本に来たのでした。
イナホにヒューリー博士探しをお願いしますが、イナホはなかなかYESと言ってくれません。
USAピョンは奥の手を出しました。
セラピアーズ限定フィギュアキター!!!!
あっと言う間に力になってくれました。
そして、聞き込みをしていると、バクロ婆とひも爺に出会いました!!
博士探しのお話をすると、ひも爺たちは手伝ってくれるというのです!
バクロ婆の力で外人に取りついて、情報を漁ります。
すると、ヒューリー博士は入院中だということがわかったのでした。
入院中のヒューリー博士の元にきたUSAピョン。
ヒューリー博士はもうロケットで宇宙に行く夢を諦めてしまったようです。
それを聞いてショックで逃げ出してしまったUSAピョン。
『博士はもう、夢を忘れてしまったダニ』
落ち込むUSAピョン。
『だったらさ~!USAピョンが作れば?
博士が作れなかったロケットを作るんだよ』
イナホからとんでもない提案がでました。
しかし、いつも博士の側でロケットの研究を見てきたUSAピョン。
ロケットの知識には自信があります。
覚悟を決めたUSAピョン。
博士の病室に再びUSAピョンはやってきました。
そして博士に伝えたのです。
『ミーがロケット作るダニ!』
ロケットを作ると博士に宣言しました。
博士には妖怪は見えていないのですが、何か雰囲気を感じ取ってるようでした。
『博士が作りたかったロケット、ミーが作るダニー!!』
思いのたけをぶつけるUSAピョン。
『チビ・・・。』
昔のことを思い出し、独りつぶやくヒューリー博士。
それを見たUSAピョンは、ますますロケット作りへの思いを膨らませて行きました。
そして最後に、USAピョンはこう叫んだのでした。
『ミーがロケット作って、博士に夢を思い出させてやるダニー!!』
次回からUSAピョンのロケット作りがスタートです♪
新章のUSAピョンも良いキャラですね(*´∇`*)
おしまい