コマさん探検隊 最終回『矢良瀬ディレクター』最後の日!
今まで様々な未確認生物を発見してきたコマさん探検隊。
それが今回で最後になってしまうようです。
コマさん探検隊!最終回
プリチーなコマさん(*´∇`*)
お家でまったりとお茶を飲んでいました。
そこへコマじろうが新聞をもってやってきました。
新聞には、矢良瀬ディレクターのインチキが発覚したと書いてあったのです。
コマさんたちは、もっと詳しい情報がないかテレビをつけました。
するとテレビでは、インチキについて解説されていました。
『どんなインチキがあったかというと、例えばこちら!
探検隊を案内する現地の人が毎回同じでした』
チャッピーさんのことですね。
原始超人ダノタ・ツサンオ。
↓文字の並び変え↓
タダノ・オッサン
ただのおっさんでした。。。
テレビの司会者は、矢良瀬ディレクターが子供を騙して探検に参加させたと、悪く言っていました。
テレビをみたコマさんは、コマさん探検隊がどうなってしまうのか、とても心配です。
『きっとこれ以上続けられないズラ。
それに矢良瀬ディレクターさん。
今頃大変なことになってるズラよ』
コマじろうが言いました。
不安になるコマさん。
その頃、テレビ局では・・・。
矢良瀬ディレクターは上司から、コマさん探検隊の打ち切りを告げられました。
落ち込んだ矢良瀬ディレクターは、コマさん探検隊で使った着ぐるみや小道具を整理して、会社を出ました。
すると、心配になったコマさんとコマじろうが、矢良瀬ディレクターを待っていたのでした。
コマさんたちは公園のベンチに座って、事情をきくことになりました。
『巻き込んでしまって申し訳ない。
俺は今まで番組でインチキをしていた。』
グレー7号星人や原始超人が、人に演じさせたものだったことを暴露しました。
『オラは知ってたズラけど』
今までバレてないと思ってたのもすごいですね(≧∇≦)ブハハハ!
『なんでズラ?
なんでそんなことしたズラ?』
すごく純粋な質問です。
そして、矢良瀬ディレクターは、言いました。
『子供達に夢をもって欲しかった』と。
矢良瀬ディレクターは子供の頃、体が弱くて入院していました。
そこに親戚のおじさんが探検隊の格好をしてお見舞いにきてくれました。
おじさんが来てくれるのが、とても楽しみだったのです。
おじさんはアマゾンを探検した時のことを話てくれました。
半漁人のうろこ、ネッシーのキバ、探検の話はとっても楽しかった。
まるで自分が体験したように思わせてくれたのです。
でもおじさんは、その頃はただの焼きいも屋さんでした。
後から考えれば、おじさんの話は作り話だったと思います。
でも、その話こそが矢良瀬ディレクターに夢を与えたのです。
少年だった矢良瀬ディレクターは、ワクワクしていたのです。
そして、それがきっかけで、テレビで子供達がワクワクできる番組を作ろうと思ったのでした。
インチキがしたいわけじゃない。
でも結果として、そうなってしまったと少し落ち込みながら去ろうとします。
『待つズラ!
オラ矢良瀬さんと探検して、もんげーワクワクしたズラ!
ドキドキしたズラ!楽しくて元気でたズラ!』
コマさんは思いを素直に話しました。
コマさんは、一生懸命にがんばる矢良瀬ディレクターの仕事を、しっかりとみていたのです。
『だから止めるを止めて欲しいズラ!
もっと一緒に矢良瀬さんと探検したいズラ!』
コマさんのまっすぐな気持ちに心打たれます。
でも、もう世の中からインチキだと思われている番組は続けられません。
『もし何か本物を撮影できたら、番組続けられるんじゃないズラか?』
コマじろうのナイスなアイデアです。
『もんげー!それズラ~!』
可愛いズラ~(●⌒∇⌒●)
さっそくコマさんたちは動き出しました。
ケータくんにお願いして、妖怪を召喚してもらうのです。
矢良瀬ディレクターの前に現れた妖怪は次のページへ!