コマさんシーズン3 恋とポエムとコーヒーと 5杯目
『もしオラが妖怪だとバレたら、もう2度と会えねー。
オラは人間に化けてあの子に会いに行った。
そんなあの子には、深い悩みがあったズラ』
「恋とポエムとコーヒーと」
5杯目の始まりです♪
『私はやっぱりマンガ家に向いてないのかな?』
そう言って落ち込むあの子に、コマさんは理由を聞いてみます。
あの子は、静かにマンガ家に向いてない理由を話し始めました。
妖怪とか不思議なお話が書きたくてマンガ家になったのですが、
周りのみんなが、ありもしない妖怪のお話は面白くない!と否定するのでした。
落ち込むあの子に、コマさんは言ってあげたかったのです。
『妖怪はいる。君の目の前にいる』
でも、言ってしまえば、もう会えなくなるのが怖かったのでした。
『コマさんは妖怪って本当にいると思う?』
『どうかなズラ・・・』
いると思うって答えられないコマさん。
そして、偶然クッキーを取ろうとした手が、触れ合います。
コマさんの中にあの子との記憶が再生されるのでした。
あの子が小さい頃、神社のコマ犬に取りついてたコマさんの横を、通っていたのです。
あの子にはコマさんの姿が見えていました。
( ・ _ ・ )ジー
ソフトクリームに目が行くコマさん(笑)
ひょいと移動させると・・
ぐるんぐるん腕をまわしてみると・・
目を回して倒れちゃいました!!
(≧∇≦)ブハハハ!
コマさんは昔、あの子に会っていることを思い出したのでした。
『やっぱり妖怪なんていないんだよ。
だからそんなマンガ書いてもしょうがない。。。』
落ち込むあの子に、コマさんは言いました。
『妖怪はちゃんといるズラ。
知ったかぶりで、ソフトクリームみたいだけど、美味しくないやつとか。
トラックに突っ込んでばかりのやつもいるズラ!!』
世の中には不思議なことがいっぱいあるんだよ!って教えてあげたくなったのです。
『それから・・・』
覚悟を決めたコマさん。
人間に化けられる葉っぱを取ってしまいました。
コマさんは、ついにあの子の前に、妖怪の姿をさらけ出すのでした。
思い切って妖怪の姿をさらけ出したコマさん!
あの子の反応は次のページへ!