妖怪 砂夫
今日はカンチの誕生日会!!
仲良しのケータくんとクマは、カンチへのプレゼントに、ゴロゴロコミック特別号を用意しました(*^-^)
『今日はカンチくんのお誕生日会!盛り上がって行きましょう!』
『盛り上がっていくニャン♪』
とっても盛り上がるウィスパーとジバニャン。
『テンション高っ』
どこのノリでしょう(笑)
さっそくカンチのお家でお誕生会です♪
カンチの両親はお仕事でいないようです。
『カンチお誕生日おめでとう♪』
お誕生会とかいいなぁ(*´∇`*)
カンチにとっても喜んでもらえたようです。
カンチが喜んでくれたので、ケータくんたちも嬉しそうです(*^-^)
ここで、お誕生日のケーキが登場です!!
でっか~い(ノ´▽`)ノ
ジバニャンたちも、キラキラと目を輝かせます。
この大きなケーキを前に、クマが面白い発言をしました。
『このまま喰っちゃわね?』
一度はやってみたい!!
憧れですね(´ー*`)!
でも、クマがそのまま食べると、とっても大変なことになるような気がしたケータくんは、
やっぱり切って食べようと提案しました。
しかし、クマはそのまま食べようと推してきます。
ケータくんとクマの意見はぶつかり、カンチにも聞いてみることにしました。
『だよね~』
カンチに聞いてみても、この『だよね~』の返事しかしないのです。
あきらかにおかしい・・・。
クマが庭にあるマウンテンバイクに気づいて、カンチと見に行きました。
ケータくんはそんなカンチに妖怪ウォッチを向けました。
すると、人型の丸っこい妖怪がいたのでした。
この妖怪は、『砂夫』
何を言われても、『だよね~』『だよね~』と素直に答えてしまう妖怪です。
そして、ケータくんは素直さなら負けてない、コマさんを呼び出すことにしました。
『お久しぶりズラ』
礼儀正しいコマさん。
ケータくんは、コマさんに砂夫をやっつけてもらうよう、お願いしました。
『どうも<(_ _)>』
こちらに気づいた砂夫。
なんだか礼儀正しいです(*^-^)
『どうもズラ<(_ _)>』
なんだか話せば通じそうな相手ですね(笑)
コマさんは砂夫に、カンチに取りついた理由を聞きました。
取りついた理由は、カンチがとても素直な子だったから、引き寄せられたのでした。
カンチに取りついた時の事を思い出します。
パパとママはお仕事が忙しくて、カンチのお誕生日に一緒にいられない。
でもプレゼントはちゃんと用意したよ。
と、申し訳なさそうに言いました。
『プレゼントありがとう!
パパとママもお仕事がんばってね(*^-^)』
良い子のカンチをみて、砂夫は取りついたのでした。
『素直な子の扉は簡単に開くのです』
カンチの心に入った砂夫は、色んな扉を開けて、楽しそうなカンチを見ていました。
そうやって扉を開けるのが大好きな砂夫は、カンチに出会えたことを嬉しそうに話しました。
でも、コマさんが疑問を持ちました。
『カンチくん。ほんとに素直なんズラか??』
『オラの誕生日の時は、弟のコマじろうがお祝いしてくれたズラよ』
『オラの大好きなソフトクリームを一緒に食べたズラ♪』
可愛い(*^^*)
『大好きなソフトクリームも、コマじろうと一緒に食べた方が、
何倍も何倍も美味しかったズラ~(*´∇`*)』
家族とお祝いって嬉しいですもんね♪
コマさんの話しを聞いて、砂夫はずっと気になっていたことを打ち明けました。
カンチの扉の中に一つだけ、ずっと開かない扉があるのです。
もう一度、その扉が開くかやってみます。
カンチの閉ざされた扉の中にあるものは次のページへ!