妖怪軍師ウィスベェ最後の決断!
しかし、仲間の裏切りにあい、分の悪い戦となったのです。
歴史上、石田三成はこの戦で敗北することとなります。
『何か打つ手はないか!?
妖怪軍師であれば、この窮地を打開する策を見いだせるであろう!』
ウィスパーには知ったかぶりしかできません。
このままでは、石田三成がやぶれることに。
すると時間が止まり、ジバニャンの時のような不思議な空間で、謎の妖怪が語りかけてきました。
『このままではお前の大切な殿は戦に倒れてしまうぞ。
お前の力を敵軍で発揮するのじゃ。
そうすれば形成は揺らぐぞ』
なぜか歴史を変えるアドバイスをする2人組。
『お前の中の後悔をやりなおすのじゃ』
この能力ほしい。。。
迷うウィスベェ。
しかし、覚悟はすぐに決まりました。
『私は三成様を救いまする!』
ウィスベェの覚悟を聞いた途端、不思議な空間から戻ることができました。
ウィスベェはすべてのことを、石田三成に打ち明けました。
『私は妖怪軍師などではありません。
私の本当の名前は妖怪シッタカブリ。
私の申すことには何の確証もないのです。』
今までのことを謝り、深く頭を下げました。
そして、敵将にこの力を発揮して敵陣を混乱させてくることを伝え、その隙をついてもらうようお願いしました。
[ad#1]『行ってまいりまする!』
ウィスベェ。かっこいいよ。
敵陣に飛ぶウィスベェ。
『もうよい!!』
石田三成は、ウィスベェが敵陣に飛ぶのを止めました。
もう戦は決している。ウィスベェが何かしても、それは変わらないだろうと判断をします。
石田三成が成すことは、戦に勝つことでなく、その意思を後の者に残すことなのだと。
最後にウィスベェにお願いをしました。
『さぁ、ウィスベェ!
ワシに最後の勇気をくれ!!
これまでのようにな!!』
ウィスベェが石田三成にかける、最後のシッタカブリです。
『皆の者!勝機は大いにある!
我々はこれより最後の出陣をする!!
これは石田三成の決断じゃぁ!』
石田三成は最後にウィスベェに話しかけました。
『今までよくもだましてくれたのう!おかげで楽しき人生だったわ!』と。
石田三成は、最後にウィスベェの姿を見たかったと言います。
そんな石田三成にウィスベェが答えます。
『意外とツルッとしております~!』
器の大きい殿ですね(TдT)
『達者でな!ウィスベェ!』
最後の戦に勇敢に飛び込んでいく石田三成。
そして・・・。
石田三成の生涯は、関ヶ原の戦いにて幕を下ろしたのでした。
ジバニャンとウィスパーは元の姿に戻り、再び時空を超えて、元の世界に飛ばされました。
妖怪シッタカブリの能力を隠すために、妖怪Padを使っているのですね♪