妖怪むかし話 ツルのおんがえし
今日もケータくんたちは公園でサッカーしていました。
また、ボールは遠くに飛んで行きました。
『また昔話のお婆さんの所いくズラね~♪』
コマさん嬉しそう(*^-^)
そして、昔話をしてくれるおばあちゃんのお家に行きました。
お婆さんいきなり・・・。
『ダーーーーーン!!!』
昔話スタートです♪
妖怪むかしばなし
今回はツルのおんがえしです♪
昔々あるところに、働き者の「よひょう」という男がいました。
山から家に帰る途中、ツルが怪我をしているのを見つけました。
心優しいよひょうは、家に連れて帰り手当をしてあげました。
すっかり傷が癒えたツルは、喜びを表現するようによひょうの家の周りを飛んで、去って行きました。
すると、その夜。
道に迷ったという女子が、よひょうの家を訪れました。
『ツウと申します。
今夜一晩泊めていただけますか?』
よひょうは優しく家に招き入れました。
それからツウは、よひょうの身の回りの世話を一生懸命してくれました。
そんなツウをよひょうはすっかり気に入っていたのです。
『なぁ、おツウ。
お前さえよければ、オラの嫁さんになってくれないか?』
いいですねぇ♪
おツウの出した答えは・・・。
『うん♪』
しあわせだぁ(*´∇`*)
こうして、貧しいながらも二人は夫婦となり、幸せな毎日を送っていました。
そして季節が過ぎ。
『これから奥で機織りをしようと思います。
その間決して中を覗かないでくださいね』
そう言っておツウは奥の部屋へ行きました。
『見るなと言われるとみたくなるワンニャン♪』
ジバニャンはイヌかネコか?
見ては行けないと言われると、見たくなるのが人の心理。
ジバニャンもちょっとくらい良いワンニャンと言っています。
よひょうたちは我慢できなくなり、少し覗いてしまうのでした。
本当のツルの恩返しなら、ここで障子を開けて、その先ではツルが機織りしていました。
語られなかったツルのおんがえしでは一体何が??
この驚きっぷりは一体!?
全然違う話の鶴の恩返しは次のページへ!