●【イナホとUSAピョンのロケットチビチビクミタテール④~安全装置編~】
●【妖怪 プライ丼】
●【コマさんタクシー ~ロボニャン~】
【妖怪 プライ丼】
学校のお掃除の時間。
めずらしく、クマとカンチがもめていました!
『モップは俺だ!俺のプライドがゆるさねぇ!!』
どちらもプライドが高く、雑巾がけではなくモップじゃないといけないと張り合っているようです。
クラスの女子も心配そうにみつめていました。
そこでケータくんは妖怪ウォッチを使って、クマとカンチに妖怪がとりついていないか確認しました!!
すると、どんぶりの様な妖怪が姿を現したのでした。
この妖怪は、『プライ丼』
どうでもいいことでも、俺のプライドがゆるさねぇと熱くなってしまう、めんどくさい妖怪なのです!!
早い所、友達妖怪に頼んで追っ払ってもらおうと話していると、ケータくんの後ろにプライ丼がやってきて、ケータくんにとりついてしまいました。
『ダメだ!友達妖怪に頼るなんて、俺のプライドがゆるさねぇ!』
めんどくさいの出たぁ(^∇^)アハハハハ!
ケータくんは友達妖怪に頼るのをやめました。
『めんどくさい奴にとりつかれちゃった』と、ジバニャンとウィスパーが話していると、ケータくんが言いました!
『俺は妖怪なんかにとりつかれてなんていない!
例えとりつかれていても決して認めない!
俺のプライドがゆるさない!』
とってもめんどくさいです(≧∇≦)ブハハハ!
ケータくんのプライドが、とてもめんどくさい方向へ行ってしまいました!
すると、遠くから下駄を鳴らす足音が聞こえてきました。
どんどんこっちに近づいてきました。
そして・・・。
ひも爺出たぁ~!!!
食べ物の匂いに釣られて、ひも爺が現れたのです!!
恐ろしいまでの殺気にも似た食い気!!
プライ丼達どんぶり系妖怪の間では、ひも爺の恐ろしさは噂になっているようです!!
ひも爺はお昼前で、特にひもじい思いをしている様子!!
『ここで逃げるのは、おい丼のプライドが許さんばい!!』
誇り高きプライ丼は、逃げずにひも爺に向かって行きました。
気合いを入れて、頭の上のてんぷらを揚げたてのアツアツにしました!!
食えるものなら食ってみろ!!
やけどしても知らないぞ!と、ひも爺に差し出すプライ丼!!
しかし、ひも爺は揚げたてのてんぷらに喜んでしまいました。
『ほくほくしてうまいのぉ♪』
ひも爺には、全然熱くない様子です。
すると、ケータくんにとりついていたのも解放されました!!
『プライ丼さ~ん!!』
そこにうらや飯がかけつけました!!
うらや飯はプライ丼に、ひも爺から早く逃げてと伝えに来たのでした!!
そして、プライドの高いプライ丼が逃げることを躊躇していると、ひも爺に最後のてんぷらも食べられてしまったのでした!!
ただの大盛りご飯!!(*´∇`*)
厳密に言えばてんぷらのタレの味が染み込んでいますけどね!(笑)
てんぷらを食べられて、がっかりしているプライ丼。
『〆はお茶漬けで頂くかのぉ♪』
プライ丼にお茶をかけるひも爺。
それを止めに来たうらや飯にも、容赦なくお茶をかけ始めました。
プライ丼とうらや飯のその後を見ていたケータくんの顔!!
ウィスパーも・・・。
ジバニャンも・・・。
想像するだけで、とても恐ろしい光景だったのでしょう。。。
『ひも爺、何て恐ろしい妖怪なんだ。。』
ガクガクブルブル(゜゜;)
そこには、綺麗などんぶりが二つありました。。。
妖怪も喰うか喰われるかの時代なんですね!(ーー;)
悲鳴が恐がったです(TдT)
おしまい