●【コマさんといく ~はじめてのラーメン屋さん~】
●【妖怪 トーシロザメ】
●【妖怪 しょうブシ】
【コマさんといく ~はじめてのラーメン屋さん~】
コマさんとコマじろうが、お家でまったりお茶していると、コマじろうのスマホにお母ちゃんからメッセージが届きました。
『お母ちゃん進んでるズラ!』
コマさんよりスマホ使いこなしていますね(^∇^)アハハハハ!
お母ちゃんからのメッセージは、都会には美味しいラーメン屋さんがいっぱいあるってテレビでみたので、今度そっちに行った時に食べてみたいという内容でした♪
こうして、コマさんはお母ちゃんが来た時の為に、ラーメン屋さんの下見に行くのでした!!
コマさんといく
はじめてのラーメン屋さん♪
ちゃんと頭に葉っぱを乗せて、ラーメンガイドで調べています♪
そして、コマさんはゲンさんが運営するラーメン屋に着きました。
ものすごい行列のできるお店のようです。
ゲンさんの湯切りを並びながら見るコマさん。
隣に並んでいた、ちょっといじわるな人とも仲良くなりました。
『ちなみに僕はこの店の常連でねぇ。
50回以上は来てるんだぁ!』
自慢話が好きな人のようです。
コマさんは素直にすごいと思っていました!(笑)
お店の中では、美味しそうなラーメンを前に、スマホでパシャリと写真を撮る女性がいました。
!!!!!!
ゲンさんの目つきが変わりました!!
そして、ゲンさんは言いました。
『おい、コイツが見えねぇのかい!』
『しゃべるな!!』
『使うな!!』
『撮るな!!』
『残すな!!』
この店はルールが厳しい事で有名なようです。
コマさんは驚いていました。
そして、ルールをやぶった人はどうなってしまうのか・・・。
『テメェにうちのラーメンを食う資格はねぇ!
おとといきやがれぇ~!!』
ゲンさんの怒りが爆発しました。
恐くなった女性は、すぐさま逃げ出して行きました。
そして、ついにコマさんたちの入場です♪
コマさん vs ゲンさん
『もんげ~!何ズラ?何ズラ?』
コマさんはゲンさんのすごい湯切りの技を見て、興奮して話かけてしまいました。
『そうズラ!しゃべっちゃいけなかったズラ!
でも残念ズラ。オラ、ゲンさんとおしゃべりしたかったズラ!』
そう言って、ルールを破ったコマさんは席を立ち、帰ろうとしました。
ゲンさんは、少しの沈黙のあと、「私語禁止!」のルールの紙を破いたのでした!!
『もんげ~!すごいズラ~♪
ゲンさんカッコいいズラ~♪』
私語禁止のルールが無くなったので、思いっきりしゃべれるコマさん♪
『そうかよ。』
ちょっと不器用ながらも、照れています♪
そして、コマさんの前に美味しそうなラーメンが届きました。
コマさんはスマホを使って、パシャリ♪
ゲンさんが怒ったー!!!
『そうだったズラ!
オラ、田舎のお母ちゃんに日本一のラーメンを見せたかったズラ』
コマさんはお母ちゃんにラーメンの写真を送りたかったのです。
『はい、キミ終了♪』
ちょっと意地悪な常連さんです。
すると、またしても少しの沈黙のあと、「携帯禁止!」「撮影禁止!」のルールが取り外されたのでした!!
コマさんは、ゲンさんの優しさで、お母ちゃんに写真を送ることができました。
お腹いっぱい食べたコマさん。
まだスープが残っています。
しかし、なんだかコマさんは特別なようで、「食べ残し禁止!」のルールも撤去されてしまうのでした!
そんな時、お母ちゃんからメッセージが届きました。
その内容は驚くべき内容だったのです!!
『日本一のラーメンとっても美味しそうズラが、お母ちゃんが一番好きなのは味噌ラーメンズラ!って返事が来たズラ・・・』
塩ラーメン一筋のゲンさんの前で、そんなことを言ってしまいました。
ゲンさん!!
どうするゲンさん!!!
新作メニュー味噌ラーメン!
(≧∇≦)ブハハハ!
『ゲンさんありがとうズラ♪』
ゲンさんもまた来いよ!と、コマさんにとても甘い対応でした。
コマさんWIN!!
今回もコマさんの勝利です♪
しかし、なんでゲンさんがコマさんにこんなに甘いのかは、理由があったのです。
これは、ゲンさんのお部屋。
可愛いぬいぐるみがいっぱい置いてありました。
コマさんそっくり(*´∇`*)
そりゃ、甘くなっちゃいますね(*^-^)
おしまい