妖怪 おでんじん
寒い冬の日、あったかいおでんの美味しい季節ですね。
おいしそう(*´∇`*)
ケータくんのお家のご飯はおでんです♪
ケータくんがお母さんにもう食べていいか聞きました。
答えは、まだ味がしみこんでないからダメでした。
そして、お母さんは続けて話しました。
『育ち盛りに一人息子の為に。
野菜をしっかり食べて欲しい~。
そんなある日のタイムセールで』
弾き語りを始めるお母さん。。。
『ケータに食べさせたいあのキャベツがぁ~♪』
『安かったんだねぇ~』
安かったら嬉しいですね。
それを聞いてたお父さんの反応は・・・。
『しみるねぇ~』
心にしみたようです。
そしてお父さんも一曲。
『いつも使うコピー機が~』
会社でのできごとの様です。
『たのみの綱のコピー機がぁ、
コピーをとってる最中に~!』
『壊れたんだねぇ~』
会社員としてその切なさは理解しました(。>0<。)
なんだか二人とも様子がおかしいですね。
これはもう妖怪の仕業としか思えません。
妖怪ウォッチで探してみると・・・。
おでんの屋台が似合いそうな、おじさん風の妖怪がいました。
この妖怪は、『おでんじん』
取りついたひとからしみる話しを聞いて、おでんの味をしみさせる妖怪です。
おでんじんはしみるメーターを用意しました。
このメーターが上までくれば、おでんを食べて良いようです。
まるで欽ちゃんの仮装大賞みたいです。
『しみる話しならオレっちに任せるニャ!』
ジバニャンが得意げに話し始めました。
自分はいつもトラックと戦っています。
そして敗れるたびに怪我をします。
そんな時はコレ!!
傷薬をやさしく患部に付けると・・・。
『しみるニャー!!』
しみる違い(≧∇≦)ブハハハ!
得点は20点満点で3点程度でした。
ケータくんは友達妖怪を召喚しました。
こんな時に頼りになりそうな妖怪は・・・。
コマさんでしたヽ(*^^*)ノ
ケータくんはコマさんに何かしみる話しがないか聞いてみました。
コマさんのしみる話。
しみます。
あれは、コマさんとコマじろうが田舎から出てきたばかりの頃でした。
『にいちゃ~ん。』
コマじろうが熱を出してしまったのです。
コマさんはコマじろうに付きっきりで看病しました。
『にいちゃ~ん。』
熱でうなされて怖い夢でもみたのでしょうか。
コマさんを探すコマじろうの手が可愛かったです。
コマじろうの手をギュッとにぎり、優しく声をかけるコマさん。
ほっとした様子のコマじろうの表情がとてもいいですね(*´∇`*)
そして、コマじろうの熱も下がり、元気になったのでしたが・・・。
今度はコマさんが熱を出してしまいました。
『コマじろうすまないズラ』
熱を出してしまったコマさんが言いました。
『にいちゃんのおかげで元気になったズラ。
今度はオラががんばるズラ♪』
優しいコマじろう。
『コマじろう(^^*)』
じーんとしみますねぇ~。
そんなこんながありながらも、コマさん兄弟は仲良く暮らしているのでした。
おしぃ!!あと1点!!
あと一歩で届きませんでした。
美味しそうなおでんを目の前にお腹をすかせたケータくん。
ついに満点が出たしみる話は次のページへ!