妖怪じんめん犬
ケータくんが友達のクマとカンチと話していると、カンチがある噂話を始めました。
「最近この辺りにじんめん犬が現れることがあるらしいよ」
そんなのいるわけないじゃん!!と震えた声でクマが答えます。
すると、そこへフミちゃんがやってきて、
「私、見たの。。。」
おっそろしい一言を放つのでした。
フミちゃんは塾の帰りの夜道でじんめん犬をみかけたと言うのです。
そして、その夜
ケータくんはじんめん犬退治に出かけるのでした。
昼間のケータくんの話しを聞いていたウィスパーは、
なぜケータくんがじんめん犬退治に向かっているのかを、一人芝居で再現し始めました。
「誰かじんめん犬退治してくれないかしら・・・。」
「よーし、じんめん犬退治したらお礼のチューしてもらえるかも!?」
なかなか面白いウィスパーの寸劇(笑)
そしてケータくんのあさ~い妄想(笑)
そんなことをしていると目の前には犬が一匹・・・
振り返ったその姿は?!
じんめん犬です!!
全然、可愛くねーーー(゜゜;)
その顔をみたケータくんは、オッサンだ!!って言っちゃいました。
すると、じんめん犬がケータくん達に向かって一言。
オッサンで、すいま千円!!
オッサンです(゜ロ゜;)
オッサンの中のオッサンみたいなじんめん犬におどろくケータくん。
じんめん犬はさらに一言。
軽く行きますか?
完全なるオッサンです(゜ロ゜;)
そして連れてこられたのが屋台のおでん屋。
良い雰囲気ですね。私も行ってみたい(笑)
おでん屋の大将は妖怪が見えるようで、ウィスパーの分のジュースも出してくれました。
そしてまずは、
カンパーイ!!!
しっぽりと飲みながら、じんめん犬の悲しく切ないお話を聞きます。
昔は人間だったようで、会社にも家にも居場所がなく、毎晩飲み歩いていたようです。
こんな感じです。現代の新橋辺りにいるサラリーマンのようですね(/ー ̄;)シクシク
そしてじんめん犬が酔ってあるいてる所に板が倒れてきて、
ちょうど居合わせてしまったトイプードルと合体してしまったのです。
始めのうちは犬になったことで、可愛がられるんじゃないかと
ピンク色の妄想をふくらましていました。
こんなことや、あんなこと、
できたらいいね。無理だったけど(笑)
まったく可愛くないのでしょうがないですね。。。。
すこし飲みすぎたじんめん犬が電柱に向かって用を足してると・・・。
おまわりさんに職務質問されてしまいます。。。
私は犬ですから~!!
と叫んでも通用せず、御用となってしまいます。
じんめん犬はもう逃れられないことを悟ります。
なんだか少し可愛そうにも思えるじんめん犬。。。
最後に ケータくんに自分のメダルを渡すのです。
そして、じんめん犬は消えて行きました。